ライブ会場の規模・座席から選ぶおすすめの防振双眼鏡と倍率
ホール・アリーナ・ドーム・スタジアムに分けて「会場の規模・座席別 おすすめの双眼鏡の倍率」を紹介します。
双眼鏡をレンタル予約をする際の参考にしてみてください。
コンサートで使う双眼鏡の選び方
- 会場の広さや座席に合った倍率を選ぶ
- 双眼鏡の重さ
- 操作性
会場の広さや座席に合った倍率を選ぶ
双眼鏡選びで最初に注目するべきポイントは倍率です!
倍率が高いほど遠くのものが大きく見えるので、推しの姿をしっかり見るにはとても重要です。
例えば、100m離れた対象物を倍率10倍の双眼鏡で見た場合、肉眼で10mの距離で見るのと同じ見え方になります。
ただ、倍率は高ければ高いほどいいというわけではありません。
倍率が高くなるとそれだけ双眼鏡自体の価格も高くなり、重量も重くなる場合が多いです。
「倍率」はとても重要ですが、コンサートが行われる会場や座席に適した倍率を選ぶことが大切です!
主な会場ごとの座席位置と倍率の目安表
双眼鏡の重さ
そして、双眼鏡の重さはとても重要!
先ほどもお伝えしましたが、倍率が高くなるほど重量は重くなることが多いです。
コンサートは2時間以上の場合もあるので、重すぎると疲れてしまい途中から使わなくなってしまう場合も・・・
せっかく推しを近くで見られるチャンスなのに逃してしまうのはもったいないですよね。
倍率と合わせて重さもチェックするようにしましょう。
操作は簡単にできるか
次に注目するべきポイントは双眼鏡の操作性です。
双眼鏡には通常の双眼鏡と手ぶれ補正をしてくれる防振双眼鏡があるのですが、防振双眼鏡は電池が必要でメーカーや機種によって電池の種類や操作方法に違いがあります。
操作が複雑だと、コンサートに集中できなくなってしまう場合もあるので、簡単に操作できる機種なのかを確認することも重要です。
- 電池の種類:リチウム電池CR2・単3乾電池・単4乾電池を使うのが主流。リチウム電池CR2は買える場所が限られているので確認が必要!
- オートオフ機能:オートオフ機能があるとスイッチの切り忘れによる電池の消耗を防げて便利!
- 防振スイッチの固定:防振スイッチは、ロックできるものを選ぶのがおすすめ!
座席別おすすめの双眼鏡の倍率
同じ会場でも座席によってステージまでの距離や見え方は違いますよね?
そこで、会場ごとの座席別おすすめの双眼鏡を紹介します!
最近は当日にならないと座席がわからないことも多いのですが、良ければ参考にしてみてください。
劇場・ホール(収容人数:1万人以下)
- 東京国際フォーラム・ホールA
- 帝国劇場(東京)
- 新橋演舞場(東京)
- 日生劇場(東京)
- 神奈川芸術劇場(神奈川)
- 大阪松竹座(大阪)
- 梅田芸術劇場メインホール(大阪)
- サンパレス福岡(福岡)
まずは収容人数1万人以下の劇場・ホール。
劇場やホールの場合、コンサートだけでなく舞台の観劇やトークイベントなどで双眼鏡を使う事もあると思います。
その際は、イベントの内容によって通常の双眼鏡・防振双眼鏡を使い分けるのが良いと思います。
演者の動きが少ない場合は通常の双眼鏡でも十分に推しの姿を見ることができます!
座席の種類 | おすすめの倍率 |
---|---|
1階 前方 | 8倍~12倍 |
1階 後方 | 10倍~12倍 |
2階以上 | 10倍~14倍 |
アリーナクラス(収容人数1万人以上)
- 日本武道館(東京)
- 武蔵野の森 総合スポーツプラザ(東京)
- 横浜アリーナ(神奈川)
- ぴあアリーナMM(神奈川)
- 大阪城ホール(大阪)
- マリンメッセ福岡(福岡)
- 真駒内セキスイハイムアイスアリーナ(北海道)
次に収容人数1万人以上のアリーナクラス。
アリーナクラスは会場の形も様々で、同じ会場でもステージ構成が違うことがあるので双眼鏡選びが難しいです。
またコンサートの初日だと、会場に入らないとステージ構成がわからない場合が多いので、アリーナクラスの会場で座席がわからない場合は12~14倍率を選んでおくと良いでしょう!
座席の種類 | おすすめの倍率 |
---|---|
アリーナ席 前方 | 8倍~12倍 |
アリーナ席 後方 | 10倍~14倍 |
スタンド席 1階 | 10倍~14倍 |
スタンド席 2階 | 12倍~16倍 |
ドーム・大規模アリーナクラス(収容人数3万人以上)
- 東京ドーム(東京)
- 京セラドーム大阪(大阪)
- バンテリンドームナゴヤ(愛知)
- 福岡PayPayドーム(福岡)
- ZOZOマリンスタジアム(千葉)
- さいたまスーパーアリーナ
次は収容人数3万人以上のドーム・大規模アリーナクラス。
これまでは5大ドーム(東京・大阪・名古屋・福岡・札幌)が大きな会場というイメージでしたが、この5つドーム以外にも収容人数が多い会場が増え、それに伴い双眼鏡の需要も増えた印象です。
大きな会場になればなるほど双眼鏡は活躍するので、推しの姿をしっかり見たいという方には必須アイテムです!
座席の種類 | おすすめの倍率 |
---|---|
アリーナ席 前方 | 10倍~14倍 |
アリーナ席 中盤 | 12倍~16倍 |
アリーナ席 後方 | 14倍~16倍 |
スタンド席 1階 前方 | 12倍~16倍 |
スタンド席 1階 後方 | 14倍~16倍 |
スタンド2階 以上 | 14倍~16倍(できれば16倍) |
スタジアムクラス(収容人数:5万人~7万人)
- 国立競技場(東京)
- 味の素スタジアム(東京)
- 日産スタジアム(神奈川)
- ヤンマースタジアム長居(大阪)
最後は国内最大級の収容人数のスタジアムクラス。
スタジアムクラスの会場はスポーツの試合がメインに作られた会場が多いのでとにかく広く、スタンド席の後方になると肉眼で人の顔は認識できません。
推しを見失わないためにも双眼鏡はとっても使えます。
座席の種類 | おすすめの倍率 |
---|---|
アリーナ席 前方 | 10倍~14倍 |
アリーナ席 後方 | 10倍~16倍 |
スタンド席 1階 | 12倍~16倍 |
スタンド席 2階 | 14倍~16倍 |
会場ごとの座席別おすすめの双眼鏡 倍率
会場の規模ごとの座席別おすすめの倍率をご紹介しましたが、会場ごとに座席の構成は違います!
そこで主要なコンサート会場ごとの座席別おすすめの双眼鏡の倍率を紹介します。
座席がわかったら、この表を見ながら使う双眼鏡の倍率を選んでみてくださいね。
東京ドーム/座席別おすすめの倍率
40・41ゲート(通称天井席)は14~16倍としていますが・・・できれば16倍を使ってほしい!
14倍でも十分に見えるのですが、メンステで歌っているときなどはやっぱり16倍を使うと迫力が違います。
価格は上がってしまいますが、推しをより近くに感じたいという方は16倍がおすすめです。
京セラドーム/座席別おすすめの倍率
京セラドームは東京ドーム同様に野球の会場なので比較的似たような座席構成です。
だからこそ双眼鏡選びに悩むのですが、全く座席がわからない場合は14倍を選んでおけば間違いないでしょう。
ただ、京セラにはビスタ席という本当に天井に手が届きそうな天井席が存在します。(ゲート指定「2階 東口or2階 北口」だった場合はビスタ席の可能性が高いです)
ビスタ席の場合はマストで16倍を使ってください!
かなり下を見下ろす形になるのですが、16倍であれば思ってる以上に推しの姿を近くでみることができるのでおすすめです。
日産スタジアム/座席別おすすめの倍率
アリーナ席前方・中盤又はスタンド席両サイド側の場合は12~14倍を選べば間違いありません。
ただスタジアムは縦長にステージ構成をする場合が多く、アリーナ席が当たったとしても後方だったらメンステを肉眼で見るのは絶望的。
また段差もないので双眼鏡を使っても人の頭越しに見なくてはいけない場合が多く、双眼鏡選びも難しいですが個人的には12~14倍を準備してモニターを双眼鏡で見るのもおすすめ!
「双眼鏡でモニターを見るの?」と思うかもしれませんが、かなり鮮明に見えるので満足度も高いと思いますよ。
味の素スタジアム/座席別おすすめの倍率
味スタも日産スタジアム同様、迷ったら12~14倍がおすすめ!
また、先ほどもお伝えしましたが野外でのコンサートは天候の変化にも注意が必要。
防振双眼鏡は電池で動くため、水に濡れると正常に作動しなくなってしまいます。そのため、防水タイプの双眼鏡を準備するのが良いと思います。
座席が決まる前に双眼鏡のレンタル予約!
最近はコンサートの直前に座席がわかることが多いため、直前になって双眼鏡のレンタル予約をする方が増えております。
当店「双眼鏡レンタル屋さん」では、配送前ならキャンセル料がかかりません。そのため、事前に複数の倍率を予約しておき、座席が決まり次第、適した倍率のみを残してその他はキャンセルするということも可能です。
双眼鏡を使うと今まで見ていた世界と全く違う世界が広がるので、ぜひコンサートの時間をより楽しい時間にしてください。